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スロトレのやり方スロトレの
やり方の基本は、「関節を固定させずに、ゆっくり運動すること」です。
腕立て伏せを例にすると、普通の
やり方では、腕が伸びきった状態・腕を曲げきった状態は関節が固定されてしまうので、筋肉にはほとんど力が入っていません。
スロトレの腕立て伏せの
やり方は、腕を伸ばし切らない姿勢から、腕を曲げきらない姿勢までを、ゆっくり時間をかけて(上げるのに3秒・下ろすのに3秒くらいのペース)、止まらずに動くのです。
この
方法で筋トレをすると、動作中はずっと筋肉に力が入っているので、血流が制限され、筋肉に乳酸が溜まります。
すると、筋肉が激しい運動をした、と勘違いして、
成長ホルモンが大量に分泌されるんですね。
これが
スロトレの原理です。
一度やってみるとわかると思いますが、この
方法で腕立て伏せを繰り返してみると、腕がプルプル震えてきて、体力に自信のある男性でも10回できないくらいの負荷をかけることができます。
同じように、スクワットや
腹筋などの運動も、関節を固定させずに、止まらずに、力を抜かずに、ゆっくりと行うことにより、
スロトレができます。
どの運動も、回数は自分のできる限界まで(5回〜10回程度で限界になるはずです)を1〜2セット程度でよいでしょう。
もし10回以上楽にできるようなら、動作の途中どこかで力が抜けてないか
やり方をチェックしてみる必要があります。
少ない回数で筋肉が勘違いして
成長ホルモンが大量に分泌するほどのトレーニングですから、多くの回数をこなせるなら、方法が正しくない可能性が高いのです。
上がりきらない・下ろしきらない・止まらない・ゆっくり動くことで、筋肉に負荷をかけ続け、
成長ホルモンを分泌させることが
スロトレの
方法の
ポイントです。
これらのポイントを守ってトレーニングを行えば、体重を使ったトレーニングだけでなく、ダンベルやバーベルを使ったトレーニングでも、ジムのマシンによるトレーニングでもスロトレが可能です。
マシンやバーベルを使ってスロトレを行う際は、通常の50〜60%程度の軽い負荷で行うとよいでしょう。
トレーニング前後には、筋肉をしっかりストレッチで伸ばして、ウォーミングアップ・クーリングダウンをしっかり行って下さい。